理数科「一隅」
2016年6月9日 |校長だより
一隅を照らす
私は、これまで卒業式の式辞の結びを「生涯にわたって、それぞれの個性を活かし、誰かのために尽くすということを喜びと感じながら、実り多い人生を送って欲しい」で締め括ってきました。西高でも、この言葉を卒業生には餞の言葉として送るつもりです。 人は生まれながらにして、自分の意思とは関係なく、様々な社会的・経済的な環境や条件下に置かれながら、自らを見つめ、親や教師など身近な存在から学び、さらに自らの体験などを積み重ね、かけがえのない自分を生かす道を求め、努め続ける存在です。
こうして自分の道を求め、努め続けることは、自分の幸福につながるのみではなくて、世の中の役に立つ生き方となるのです。 これが「一隅を照らす此れ即ち国宝なり」です。今、あなたがいるその場所で、あなたが輝けば、その輝きは美しく大きな輝きとなり、この世界を照らすことになります。あなたは、この世の中になくてはならない存在なのです。
西高での日々、自分を卑下することなく、驕ることなく、慢心することなく、今、自分が選んだ、少なくとも自分の身を置いている場所(学科、学校)で、未知の我を求めて、誠実に自分の限界に挑み続けてください。それがあなたの未来へと続く輝きです。西高はみなさんのその挑戦を応援します。
私は、これまで卒業式の式辞の結びを「生涯にわたって、それぞれの個性を活かし、誰かのために尽くすということを喜びと感じながら、実り多い人生を送って欲しい」で締め括ってきました。西高でも、この言葉を卒業生には餞の言葉として送るつもりです。 人は生まれながらにして、自分の意思とは関係なく、様々な社会的・経済的な環境や条件下に置かれながら、自らを見つめ、親や教師など身近な存在から学び、さらに自らの体験などを積み重ね、かけがえのない自分を生かす道を求め、努め続ける存在です。
こうして自分の道を求め、努め続けることは、自分の幸福につながるのみではなくて、世の中の役に立つ生き方となるのです。 これが「一隅を照らす此れ即ち国宝なり」です。今、あなたがいるその場所で、あなたが輝けば、その輝きは美しく大きな輝きとなり、この世界を照らすことになります。あなたは、この世の中になくてはならない存在なのです。
西高での日々、自分を卑下することなく、驕ることなく、慢心することなく、今、自分が選んだ、少なくとも自分の身を置いている場所(学科、学校)で、未知の我を求めて、誠実に自分の限界に挑み続けてください。それがあなたの未来へと続く輝きです。西高はみなさんのその挑戦を応援します。