【中学】第2回卒業式が行なわれました
2011年3月18日 |学校行事
式では、思い出の詰まった合唱曲が演奏される中、卒業生一人一人に卒業証書が手渡された。下高原信義校長は式辞で、「理数科に進学しても努力を怠らず、誠実で、『ありがとう』と言える,『ありがとう』言われる人間になってほしい。」と語りかけた。
PTA会長の久保裕氏は、サッカー日本代表のザッケローニ監督の「勝てた要因は、チームワークと、選手に勇気があったからだ。」という言葉を例に挙げ、「3年間で培ったチームワークを大切にして、前に進んでほしい。」と述べ、また、中学部会長の金丸孔一氏は「今日は6年間の中高一貫教育の折り返し地点。本当の勝負はこれから。さらに磨きをかけて頑張ってほしい。」とそれぞれエールを送った。
在校生の送辞では、佐藤美晴さん(中2-2)が「どんな苦労をしたとしても、その先に明るい未来があると信じてください。」卒業生を代表して、中村駿佑君(中3-2)が、東日本大震災で被災した中学生について触れ、「私たちは怯まない。自分たちにつながる命が幸せであるように、全力で私たちの命を守りたい。人間の力を信じ、力を携えて前進していく。」と、何事にも怯まない決意ある答辞を述べた。
最後に卒業生による「卒業」(中1-1重盛壮平君作曲)と、中学生全員による「大地讃頌」とを高らかに歌い上げた。そして、高校生も加わった、『ファミリースピリット』全開の校歌斉唱は、体育館を揺るがした。最後に在校生などからの拍手・吹奏部の演奏が響き渡る中、卒業生は未知の我を求め、新たなる世界へと巣立っていった。
なお、明日18日には県立高校一般入試の合格発表が行われ、24・25両日の出校日を経て、4月8日に第5回中学校入学式、翌日の9日には第38回高校入学式が執り行われる。
(文章は学校新聞より引用)