エコノミクス甲子園全国大会 準優勝!!
2013年2月18日 |時事刻々
2月17日(日),東京・虎ノ門イイノホールで開催された第七回全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園全国大会』(主催:特定非営利活動法人金融知力普及協会 後援:内閣府、文部科学省、金融庁、週刊エコノミスト)に宮崎大会代表として出場した本校3年・宝蔵蓮也君と内田葵さんのチーム「DcLove!」が準優勝を果たしました!!
18日(月)、二人にインタビューをすることができました。
――――――― 準優勝おめでとうございます。
(宝蔵・内田)ありがとうございます。
――――――― 全国大会の様子を教えてください。
(宝蔵)16日(土)の午前中のエコノミカ大会から始まって講演会、筆記クイズ、プレゼンとたてつづけに進みました。
(内田)それが予定表とか計画表とかが(渡されて)ないんです。私たちは「次は何時にどこに集合してください」みたいな感じで、先のことを知らされずに進んでいきました。
(高3 内田葵さん)
――――――― プレゼンなんかもあるんですね。
(内田)複数のチームで構成されるグループをつくり、グループ対抗で一つのテーマについてのプレゼンをしました。
(宝蔵)企画書提出、下書き、模造紙での清書と順を追っていくのですが、そこでも先々のことは指示がでません。一つひとつ懸命にやっていくだけでした。完成させた模造紙は、翌日に来場者や審査員から評価され、得点になります。
――――――― ということは、自分たちばかりが強くてもダメなんですね。
(宝蔵)そうです。グループ分けによる運や協力していく協調性も勝敗に左右されます。
(高3 宝蔵蓮也君)
――――――― 全国大会で印象に残ったことはなんですか。
(内田)単に正解してポイントを稼いでいくだけでなく、“投資”の要素もありました。
(宝蔵)どこが正解をするのか予想して、そのチームにポイントを投資するんです。予想が的中すれば、大きくポイントは増えるし、外れればポイントを減らす。
――――――― それはエコノミクス甲子園ならではですね。
(内田)そうです。だから知識があるだけでは勝てません。「知識は当然もってるでしょ?」という前提での、戦略とか思考力も試されます。
(宝蔵)論述のチーム分けなどで、得点力が高いチームと弱いチームが一緒のグループになることもあり、想定外な出来事への対応力も必要になりました。
――――――― グループ分けって、自分たちじゃどうしようもないですもんね。
(宝蔵・内田)はい、そうです。運もかなり大きかったと思います(笑)。
――――――― 二人はもうすぐ西高を卒業していきますが、後輩たちへのメッセージがあればお願いします。
(内田)『アンテナの数だけチャンスが舞い込んで来る!』
――――――― なるほど。名言ですね!
(内田)いろんなところにアンテナを張っていると、人と人とのつながりが増えて、いろんなチャンスがめぐってきます。
(宝蔵)今回のエコノミクス甲子園だけじゃなく、高校生クイズや化学の甲子園、地学オリンピックなど多くの機会で多くの人たちと出会いました。これは本当に貴重な財産になると思います。
(内田)私たちディベートもやってるんです。
――――――― あぁ、そうですね。以前からやってましたね。
(内田)今回のプレゼンなどでは、ディベートで培われた能力も活かされたと思います。
(宝蔵)そうそう、“つなげる力”というか、思考力は役に立ちました。だからいろんな機会を積極的に取り組んで欲しいですね。
――――――― 本日はどうもありがとうございました。そして、改めておめでとうございました。
(宝蔵・内田)ありがとうございました。
(本校第二職員室にて内田葵さん(左)と宝蔵蓮也君(右))
【聞き手&撮影:吉田】